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またその都度、色々な症状も併せて報告したいと思います。
2020年、正月の初詣の帰り、あるGUショップで突然、頭に異変があり、足腰に力が入らなくなり、倒れました。
そのまま救急車で、浦安の病院に運ばれました。
その後、検査の結果、脳梗塞であることがわかり、入院となりました。
入院をした日からこの靴下をずっと履くことになりました。
左手足に後遺症が残りました。
左手は症状が軽かった為、少し動くようになりました。
ただ左足は後遺症が重く、左足が動かなくなりました。
色々検査した結果、卵円孔開存という心臓に小さな穴が開いていて、足の血栓がそこを通って脳に到達したことがわかりました。
(生まれた時に空いてる穴で徐々に塞がっていくが、4人に1人はそのまま残ってしまう)
2月から7月までリハビリ生活が始まりました。
●リハビリルームにてリハビリ開始
左の麻痺足の為、最初は借り物の装具で歩く練習です。
装具を着けると足が固定され、少し立ってられるようになりました。
正常な右足のかかとに体重をかけ、左の麻痺側を浮かせて歩くんだと教わりました。
平行棒になれたら、杖での歩行練習です。
これが慣れるまでかなり大変でした。
最初はまっすぐ10~15メートルの折り返し、
(手すりがないとかなり不安でした)
合間に左右のバランスをとるため、立って輪っか入れやストレッチなども並行して行いました。
常に麻痺側に体重をかける事を意識して!
しばらくこの繰り返しが続いてから、自分の足の装具が出来ました。
そのあと、3階で、廊下を1周する練習が始まりました。
(実践的 歩いていると障害物があったり、人をよけたり、気を使うことが多いです。)
※自分の歩き方の傾き調整のため、靴の中敷きなどで何度も調整しました。
●自転車漕ぎ (筋力計測含む)
●浴槽訓練 ●その他
このような訓練器具でのリハビリも行いました。
特に練習階段は必須でした。
(高さ、又、によって難易度が変わってきます。)
歩行も4点杖から後半はT字杖(1本杖)も混ぜてきました。
(T字杖(1本杖)は外を歩くとき必要です。)坂、段差(階段練習が生きてくる)、または設置面がフラットでないため。
※4点杖は、完全に設置面がフラットな屋内専用で使用したほうが良い。
その後屋外での歩行練習
T字杖(1本杖)での玄関先(緩やかな坂など)や道路際の縁石での上り下りなど、
屋内では対応できない壁があります。
●上り坂では、麻痺足の足を上げるのに苦労しました。
その後、細かいメニュー
●杖またぎ(杖を使い、敷居をまたぐ練習)
●おもりや本を持ったり、水の入ったカップの歩行
●台所まわりでの冷蔵庫からの取り出しなど
●定期的に立ち座り(100回スクワット)※足の筋肉を鍛えるために効果的でした。
近くにベッド、車いすがあっての対処法ですが、
基本、立ち上がる時、何かにつかまらないと立てないため、
ベッド、車いすの近くにいざり(ほふく前進)で近づき、立ち上がる練習をしました。
●その他、(ST、言語聴覚)の訓練
机上での勉強、脳トレなどのリハビリも…。
(宿題も出ました。)
内容 |
カテゴリー | 目的 |
---|---|---|
数字を消していくゲーム | パズルゲーム | 集中力 |
電卓での足し引き算 | 事務処理 | 正確・速さ |
ジグソーパズル | パズルゲーム | |
間違い探し | 観察力 | |
文章校正 | 合否比較チェック | 集中力 |
※最終的な課題として、お風呂に入れない(装具を外すと麻痺側が動かない為)、デイサービス、デイケアに頼ることになりました。
リハビリ病院では、浴室に入る練習もしてきましたが、手すりの問題、段差の問題など、課題も多く、今後の課題となっています。
また退院後の生活も追ってお伝えしたいと思います。